2018年夏休み・セブ島ジュニアキャンプ「ホンダ情熱日記⑩」ティーチャーの存在

First English Global College代表の本多です。

日本の小中高校生の英語が今、変わろうとしています。

4技能(読む、書く、聴く、話す)が重要視された入試形態になりつつあります。

そんな中で、「聴く」「話す」、特に「話す」技術が問題となっています。

話す機会がない、また、聴く機会もまだまだ少ない。

 

そこでフィリピン・ジュニアキャンプがとても重要な位置となってきます。

英語は勉強の教科ではなく、日常で使える道具です。

それをジュニアキャンプで体感してもらい継続的に勉強をしてもらいたいです。

 

そのジュニアキャンプで最も重要な存在が「ガーディアン・ティーチャー」の存在です。

ジュニアキャンプのガーディアン・ティーチャーとは?

ガーディアン・ティーチャーとは保護者役

 

もう、かれこれジュニアキャンプを10回行ってます。

毎回、ドラマがあり、涙と感動があります。

生徒たちが大きく成長するジュニアキャンプ。

 

これに欠かせない存在が「ガーディアン・ティーチャー」です。

ガーディアンとは「guard+ian」。

つまり、ガード(保護する)という語源から来ています。

 

基本はFirst English Global Collegeでフルタイムで長年働いてくれているティーチャーたち。

また、毎年、同じティーチャーがガーディアンとして活躍してくれています。

だから要領も分かっていて、とても頼もしいです。

 

ガーディアン・ティーチャーは24時間一緒

 

まさに寝食ともにする仲間が出来たジュニアキャンプ。

それはティーチャーも同じく。

ガーディアン・ティーチャーも生徒とずっと一緒です。

 

お部屋でも一緒。

小学生は21時、中学・高校生は22時に消灯。

それまでガーディアン・ティーチャーが上手くリードしていきます。

特に小学生は歯磨きなども心配。

シャワー、歯磨きを時間を決めてやってもらいます。

このジュニアキャンプは規則正しい生活が基本。

中学生・高校生も同じです。

十分な睡眠時間が取れないと体調を崩します。

熱が出る生徒もたまにいますが、やはり睡眠が取れていない場合が多い。

 

高校生のお部屋にもガーディアン・ティーチャーがつきます。

そして、会話は全て英語です。

最初は緊張しますが、すぐに打ち解けて、仲良くなっていきます。

 

みんな人間です。

言葉が違えど、思いがあれば、必ずそれは通じます。

このガーディアン・ティーチャーとのコミュニケーションもかけがえのないものとなります。

 

ガーディアン・ティーチャーは日本語が話せる?

 

ガーディアン・ティーチャーは日本語が全く話せません。

生徒とのコミュニケーションは英語オンリーです。

それがとても良い刺激になります。

長期間、ずっと日本語が通じない相手と生活をするなんて初めての体験です。

 

言葉の壁によってもどかしさを感じることもあるでしょう。

反対に、自分が習った英語が通じる瞬間に喜びを感じることでしょう。

「自分の英語が通じた!!!」

この小さな成功体験がとっても貴重です。

 

人生はいかに成功体験を積むかが大切なんですよね。

特に子供の頃の成功体験は一生を左右します。

だからこそ、単身でフィリピンの英語留学です。

 

ジュニアキャンプのアクティビティはティーチャーと一緒

 

様々なアクティビティでガーディアン・ティーチャーが一緒についてくれます。

 

常に英語で話しかけるガーディアン・ティーチャーの存在

 

ボランティアでもティーチャーが補助をします↑

生徒はこういった恵まれない人たちと初めて出会います。

 

ティーチャーはもちろん事情をよく知っています。

だからこそ上手く誘導が出来ます。

こういう経験を通して、ガーディアン・ティーチャーと段々と深くなっていきます。

 

 

大型プールでも同じく、ガーディアン・ティーチャーが一緒。

とても楽しそうです!

 

こういったティーチャーの存在はジュニアキャンプでは欠かせません。

 

生徒たちのコミュニケーション能力をメキメキと向上させていきます。

 

ジュニアキャンプ・ティーチャーとの会話は机上だけではない

 

↑もちろん、机の上での勉強は大切。

 

しかし、もっと身につく方法があります。

それが日常生活での英語です。

日本ではそういった機会が全くない人がほとんど。

 

ここジュニアキャンプでは日常が英語です。

そういった状況は日本では不可能に近いですからね。

 

ティーチャーとのショッピング↑

最も生徒から

「もっと時間を下さい〜!」

と懇願されたのがこのショッピング・タイム。

 

他の国で自分たちでショッピングをする経験はなかなかありませんからね。

 

ガーディアン・ティーチャーはダンス好き

 

モーニング・ダンス↓

 

ガーディアン・ティーチャーが主導となってダンスを踊って教えます。

毎日、同じダンスを行うんですよね。

同時に授業中も歌詞を覚えて、歌えるようにしていきます↓

 

徐々に堂々と歌とダンスが出来るようになってきます。

体と歌で覚えるから、なかなか忘れないんですよね。

 

小学生から高校生まで本当に楽しそうに踊ってくれます。

 

これを最後の卒業式に一斉に行います。

まさに感動ものです。

 

様々なアクティビティでダンスが出てきます。

 

ダンスもここまで来ると、もうその国の文化です。

文化を理解して接していくのも、これからの人たちには必要です。

 

そもそも、日本は島国です。

他の文化を受け入れずにずっと来ています。

実は、日本人の常識は、世界的に見ると非常識だった!

というようなことがあります。

 

このジュニアキャンプではそこまでは行きませんが、他の国の文化を知るという面ではとても良い機会です。

 

ジュニアキャンプ・ティーチャーたちとのミーティング

ガーディアン・ティーチャーの存在はとても重要。

だからこそ、度重なるミーティングを行っています。

 

ガーディアン・ティーチャーとのミーティング

 

ガーディアン・ティーチャーたちとのミーティングです。

何をもとにミーティングしているのか?

これです↓

 

ジュニアキャンプ用のルールブック。

これはティーチャー全員と共通の認識事項が書かれています。

これを基準に全ての事項が進められていきます。

 

「何をしていいのか?」

「何をしてはいけないのか?」

が明確になっています。

 

 

ジュニアキャンプ・ティーチャーの責任感

 

人の命を預かっているジュニアキャンプ。

だからこそ信頼のおけるティーチャーでないとガーディアンは出来ません。

 

クタクタになった生徒とそれを守るティーチャー。

アイランドホッピングの帰りのボート。

みんな心地の良い疲労感に包まれています。

 

体調が悪いと一緒に病院に付き添います。

 

↑問題なく帰っています。

 

また、ホームシックになる生徒もいます。

 

心から癒やしてくれるのがティーチャーたち。

 

前回、ホームシックになった生徒からこんな感想をもらいました。

 

 

小学生の感想文

「私がセブ島で1週間すごして思ったことは楽しい」です。

前から、このセブ島キャンプが楽しいことは知っていたけれど、

思った以上に楽しかったです。

私は一度、今年の「スプリングキャンプ」に来て

途中でホームシックになったことがあります。

今回、そのホームシックのトラウマをかかえながら

この「サマーキャンプ」に来ました。

1週間の「スプリングキャンプ」でホームシックになったので

「2週間のサマーキャンプ」ではどれだけホームシックになるのかな?

と余計不安でした。

でも、セブ島に来たら、自然とたくさんの友達ができていて

ホテルに着くと、たくさんのティーチャーが笑顔でお出迎えしてくれて

トラウマのことは、頭から吹っ飛びました。

残り1週間、毎日笑顔でがんばりたいです!

こんな前向きな文章を小学生が書いてくれました。

さすが、ジュニアキャンプに来るだけありますね!

 

ジュニアキャンプ・代表のホンダから一言

 

この長期間のジュニアキャンプ。

春は7日間、夏は18日間。

そこではいろんなドラマが生まれます。

 

人と人がこれだけ関わります。

涙あり、感動ありのジュニアキャンプになります。

最後は生徒の達成感とティーチャーの安堵感に包まれます。

 

卒業式のスピーチ↓

 

ここで必ず出てくる言葉があります。

「Thank you my Teacher!」

 

事細かく、ティーチャーに感謝の言葉を述べる人もいます。

 

ここまでティーチャーに関わってもらう経験は少ないものです。

みんな本当に「ありがとう、ありがとう」と言いながら帰ってくれます。

 

みんな、そうやって成長していくんですよね。

そして、彼らが大人になった時、人に同じようにしてあげればいいですね。

人は人を幸せにして、自分もやっと幸せになれますからね。

 

おすすめの記事